Django¶

はじめに¶

Djangoはオールインワンのツールなので、個人開発としてはあまり労力もなく最適なのでは？
後は処理速度の問題

クイックスタート¶

pip

pip install django

プロジェクトを開始する。

django-admin startproject mysite

アプリケーションを作成する。

cd mysite
python manage.py startapp polls

Note

アプリ...何かを行う Web アプリケーション
プロジェクト...特定のウェブサイトの構成とアプリのコレクション

実行

python manage.py runserver

# ホスト:ポートを指定しての起動は以下のようになるが、ホスト設定が別途必要
# python manage.py runserver 192.168.0.18:8001

シリアライザの作成:

testapp 内に serializers.py ファイルを作成し、以下のようにシリアライザを定義します。

from rest_framework import serializers

class TestSerializer(serializers.Serializer):
    data = serializers.CharField(max_length=100)

ビューの作成:

testapp 内に views.py ファイルを作成し、以下のようにビューを定義します。

 from rest_framework.views import APIView
 from rest_framework.response import Response
 from rest_framework import status

 class TestView(APIView):
     def get(self, request):
         return Response("GET OK")

     def post(self, request, *args, **kwargs):
         data = request.data['message']
         return Response(data)

URLパターンの設定:

testapp 内の urls.py ファイルを作成し、ビューとURLを関連付けます。

from django.urls import path
from .views import TestView

urlpatterns = [
    path('api/test/', TestView.as_view(), name='test-api'),
]

プロジェクトURL設定の更新:

プロジェクトの urls.py ファイルを編集して、アプリのURLをインクルードします。

from django.contrib import admin
from django.urls import path, include

urlpatterns = [
    path('admin/', admin.site.urls),
    path('', include('testapp.urls')),
]

ブラウズ可能なAPIページを無効にする:

settings.py ファイル内で、REST_FRAMEWORK セクションに以下の設定を追加して、ブラウズ可能なAPIページを無効にします。

 REST_FRAMEWORK = {
     'DEFAULT_RENDERER_CLASSES': (
         'rest_framework.renderers.JSONRenderer',
     ),
     'DEFAULT_PARSER_CLASSES': (
         'rest_framework.parsers.JSONParser',
     ),
 }

これにより、JSON形式のレスポンスだけが使用されるようになります。

サーバーの起動:

以下のコマンドでDjango開発サーバーを起動します。

python manage.py runserver

これで、http://localhost:8000/api/test/ にアクセスすると、GETリクエストで「GET OK」と、POSTリクエストで送信したデータがそのまま返されるRESTful APIが作成されます。

この手順に従って、最小限のDjango REST frameworkアプリケーションを作成することができます。必要に応じてカスタマイズや拡張を行い、さまざまなAPIを実装することが可能です。

Django側でCORS（Cross-Origin Resource Sharing）を許可するには、django-cors-headers パッケージを使用して設定を行う方法が一般的です。以下の手順に従って設定を行ってみてください。

django-cors-headers パッケージのインストール:

まず、Djangoプロジェクトに django-cors-headers パッケージをインストールします。

pip install django-cors-headers

設定の追加:

settings.py ファイル内で、INSTALLED_APPS に 'corsheaders' を追加します。

INSTALLED_APPS = [
    # ...
    'corsheaders',
]

ミドルウェアの追加:

MIDDLEWARE リスト内に、CorsMiddleware を 'corsheaders.middleware.CorsMiddleware' の前に追加します。

MIDDLEWARE = [
    # ...
    'corsheaders.middleware.CorsMiddleware',
    # ...
]

CORS設定のカスタマイズ:

settings.py ファイル内に、CORS設定を追加します。以下は基本的な例ですが、必要に応じて設定をカスタマイズできます。

CORS_ALLOWED_ORIGINS = [
    "http://localhost:3000",  # Reactアプリのアドレス（適宜変更してください）
]

# 必要に応じて他のCORS設定を追加できます

注意事項:
CORS_ALLOWED_ORIGINS リストには、アクセスを許可するオリジン（ドメイン）を追加してください。
http://localhost:3000 の部分は、Reactアプリのアドレスに合わせて変更してください。

これで、DjangoプロジェクトがCORSを許可し、指定したオリジンからのアクセスを受け入れるようになります。CORS設定を変更した後は、Djangoサーバーを再起動して設定が反映されることを忘れないでください。

requirements.txt¶

asgiref==3.7.2
Django==4.2.4
django-cors-headers==4.2.0
djangorestframework==3.14.0
pytz==2023.3
sqlparse==0.4.4
typing_extensions==4.7.1
tzdata==2023.3

Django¶

はじめに¶

クイックスタート¶

Django側でCORS（Cross-Origin Resource Sharing）を許可するには¶

requirements.txt¶